さんさんくらぶの沿革

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2003(平成15)年度

 2/23設立総会を南大沢公民館で28名の参加を得て開催。直ちに都へ認証申請、7/18認証され7/31登記。正会員44名、賛助会員22名。5/5に立ち上げイベント「里山ラリー」をくろやまで行い、70人が参加して「いのち崖レース」「スルスル竹すべり」ほかを楽しむ。
5月〜翌3月にかけて里山のゴミ問題に取り組み、実態調査を踏まえて町田市環境保全課、地主の小田急電鉄に掛け合い、粗大ごみの撤去や柵の設置をかちとる。11月「NPOさんさんくらぶニュース」創刊(2005年5月、4号まで続刊、以降は「ナチュール」となる)。7月〜12月「小野路の里 創って・食べよう」(ゆめ基金助成)を実施、食器作りやかぼちゃスープやうどん作りを行う。予算規模55万円、9月に町田市レクリエーション協会(当時)に加盟。幼児園事業と一体化を目指し、「つくしの会」やモンゴル支援にも協力。

2004(平成16)年度

 組織的には幼児園と分離。6/26「里山自然学校」を開校、年長児〜5年生32人+父母5名でスタート。(6月オリエンテーリング、7月火起こし、炊飯、肥後の守で工作、8月サマーキャンプ、9月鶴見川源流ハイク、10月紙飛行機、11月第2回里山ラリー、12月竹のランタンづくり、2月冬合宿(大地沢青少年センター)、3月終了式(初めて合歓の里でバーベキュー)。7月町田市ひなた村「遊びのまちだ展」で遊ぼうパンを売る。11/2市川力講演会「うちの子もバイリンガルに!?」。10月全国雑木林会議多摩大会に参加。

2005(平成17)年度

 第2期里山自然学校に45名の参加、校歌ができる。ゆめ基金助成を受け、5月里山アート(お面づくり)、8月サマーキャンプ(野外料理・星空観察)、10月里山アスレティック、1月オリエンテーリングを実施。この他、9月高尾山ハイキング、11月泥染め、2月冬合宿(大地沢センター)、初めて合歓の里の田んぼ作りに参加、田植え、草取り、稲刈り、ハザおろし、脱穀を体験。7/1ホタルを見る会。幼児園と共同で音楽に取り組み、7月首都大学生弦楽四重奏、9月広島県北レク協会の「であい、ふれあい、おんがくかい」。「ナチュール」創刊、5月〜翌3月まで毎月発行、以下続刊。ホームページをリニューアル。

2006(平成18)年度

 第3期里山自然学校、32名の参加で毎月開催。ゆめ基金助成の行事は5月絵馬遊び、10月里山アスレティック(大人子ども82名)、1月オリエンテーリング。例会は8月合歓の里でのキャンプ、9月多摩動物園クイズラリー、3月愛川ふれあいの村冬合宿(貸し切りバス)。「田んぼファミリー」を募り、子ども20名大人10名が登録。辻本隆哉会員7月9日逝去、新潟での葬儀に多くの会員が参加。

2007(平成19)年度

 第4期里山自然学校、32名参加。初めて真如苑の助成を受け、田んぼ耕作を継続するとともに毎月例会を開催。5月には城山で森のアートとミュージック、8月黒川キャンプでドラム缶風呂に入る、2月黒川冬合宿「いのちのワークショップ」で鶏の解体、3月合歓の里で野草てんぷら。年間の皆勤賞7名。7月の遊びのまちだ展では「さんさん母ちゃんバンド」がオープニング演奏、12月には第1回「さんさんファミリーコンサート」が由木東市民センターで行われ50人が参加。薗田理事長「森のようちえん全国集会」で助言者を務める。大橋淳一会員が11月27日逝去。

2008(平成20)年度

 さんさん幼児園最後の年となる。自然学校生(第5期)は37名、5月小野路の城山でアート&ミュージック、8月「森のアートとかがくへの旅2008」と題して(ゆめ基金助成)幼児園時代の丹沢キャンプを復活、3泊4日で子ども39名が参加、原生林の探訪、養魚場見学、丹沢ホーム中村さんの熊や鹿の話、小石に絵を描いたり、川の流れに吹流しを渡すアート活動を実施。他方、真如苑助成による「音楽によるまちづくり」に取り組み、11月に由木東市民センター体育館で「さんさん音楽フェスティバル」を実施、おひげとひげにい/実践短大生の弾き語り/かえるの音楽隊/三本松だんちーずの太鼓/さんさんラヴァーズ9人のバンド/福田美樹子さんのオペラの歌唱で盛り上がる。

2009(平成21)年度

 3月でさんさん幼児園は閉園。自然学校(第6期)は小学生42名、中学生1名の43名が参加。5月里山アート、9月高尾山ハイク、10月一本杉公園古民家で里山祭り、11月オリエンテーリング、12月小野路公会堂でクリスマス会、2月冬合宿は高尾の森わくわくビレッジで行う。8月には「森のアートとかがくへの旅2009」(ゆめ基金助成)として2泊3日丹沢キャンプを実施。音楽活動では。7月遊びのまちだ展でラヴァーズが演奏。「ファミリー音楽による多摩のまちづくり」(真如苑助成)は南大沢文化会館に会場を移して12月に「さんさんクリスマスコンサート」を行う。4月には佐々木正美「子育て」講演会を開き、ベルブ永山で95名の参加者を集めた。予算規模が初めて200万円を超える。

2010(平成22)年度

 自然学校(第7期)は人数が減って28人、倉品康夫校長となる。ゆめ基金による丹沢キャンプは8月、丹沢の自然と保全についての講話、観察画描き、川の水質検査、水車作りなどを行う。ドイツ人の子ども2名が参加する。10月には「多摩センター子ども探検隊」を実行(新都市センター助成)。自然保護活動として「里山ビオトープ」を実施(真如苑助成)、見学会、自然観察会、ホタル鑑賞、冬には炭焼き活動(一本杉炭焼きクラブに参加)も行う。ファミリー音楽は南大沢文化会館交流ホールを初めて使い「ハローウィンコンサート」を実施、ゲストは宮入京平withカマチョ、最後に子どもらとピニャータ割りを行う。くらぶの中心メンバーだった小埜ファミリーが関西に転居、盛大な送別会を開く。

2011(平成23)年度

 自然学校生(第8期)は15人となる。例会に加えて8月には「浅川の源流を訪ねる川と緑と音楽の旅」を八王子市の「夕やけ小やけ」にて2泊3日で実施(ゆめ基金助成)、2月には冬合宿として同じ「夕やけ小やけ」を訪ね、山歩き、タグラグビー、百人一首などを楽しむ。ファミリーコンサートは10月に南大沢交流ホールで開催。2部形式を採用、第1部(昼の部)は、さんさんラヴァーズはじめ、会員の発表、ゲストに地域の混成カルテットAJETを迎える。第2部(夜の部)は「オペラへの招待」と題した有料公演、会員のソプラノ福田美樹子さんをメインに、テノール根岸一郎さんが加わり、オペラの名曲集を楽しむ。

2012(平成24)年度

 結成10年目を迎え、自然体験活動と音楽活動の事業の2つの柱が確立。前者は田んぼの耕作と里山自然学校を継続、夏には8月に「夕やけキャンプ」を実施、後者は同じ8月に南大沢交流ホールで会員のバラエティ音楽会と福田美樹子のオペラコンサートを80人の参加者を得て行った。10周年の記念行事として11月に日本レクリエーション協会の助成事業である「親子元気アップ!」に取り組み、南鶴牧小学校を会場に親子でニュースポーツを楽しみ、幼児園出身のファミリーを中心に100人あまりが集まった。

2013(平成25)年度

 「倉さんの自然学校」を開設、里:田植えや稲刈り、海:江ノ島、川:夕やけキャンプ、山:高尾山の活動を展開、夏のキャンプ(「浅川の源流を訪ねる川と緑とアートの旅」ゆめ基金助成)には会員の寄付金を活用して福島の子どもたちを招待した。音楽活動の「多摩で楽しむ日本語オペラ」(真如苑助成)には、会員による「さんさん歌劇団」が結成されて特訓を受けて福田美樹子さんらのプロとともに公演に加わった。町レク連盟からの委託による「親子なかよし読み聞かせカフェ」を3会場で実施(以降毎年行う)。

2014(平成26)年度

 キャンプ活動は終了、「田んぼファミリー」を中心に、田起こし、田植え、草取り、稲刈り、脱穀から餅つきまでの農耕活動を楽しんで行った。(「お米の文化をカラダで学ぶ」事業としてゆめ基金助成)。これらの実践を日清食品の「トム・ソーヤーコンテスト」に応募して入選。合歓の里の一角に倉庫を設置。音楽活動は「多摩で楽しむ日本語オペラ」(真如苑助成)として「ラクメ」抜粋、オペレッタ「河童譚」の公演には「さんさん歌劇団」も重要な役割を果たし、琴と洋楽器のアンサンブルや地域の合唱団も参加した多彩な音楽会を開いた。10月、薗田碩哉とNPOさんさんくらぶが日本福祉文化学会大会で表彰された。

2015(平成27)年度

 田んぼ耕作は、ゆめ基金助成による「お米の文化をカラダで学ぶ」自然体験教室として年間にわたって展開、畑の活動(ジャガイモ、里芋)も加わった。9月には南大沢文化会館主ホールで創作オペレッタ「里山物語」の公演(真如苑助成)。多摩ニュータウン開発50年に因み、自然と人間の調和をテーマした脚本に、古今の名曲を集めて歌詞をつけ上演した。出演はオペラ歌手の福田美樹子、和田ひでき、根岸一郎、ピアノの西村晶子。これに、さんさん歌劇団やさんさん幼児園卒園生らによる創作ダンスが加わり、ナレーションも卒園生が舞台を盛り上げた。聴衆は300名を超え、好評を博した。余勢を駆って1〜3月には「みんなでつくろう 愉しいオペレッタ」に取り組み、子どものアイデアによる「かぐや姫と三太郎」を作り上げた(ゆめ基金助成)。

2016(平成28)年度

 田んぼ耕作は、ゆめ基金助成による「お米の文化をカラダで学ぶ」自然体験教室を継続したが、子どもの参加者が少なくなり苦境に陥った。新たな試みとして「お地蔵さんづくり」の造形ワークショップを開催し、14体の個性的な作品を作って合歓の里で「地蔵祭り」を開き、祠を作って安置した。音楽活動は10月に南大沢文化会館主ホールでアンデルセンの童話に題材をとったストラビンスキーの歌劇「皇帝とウグイス」のオペラ公演を福田美樹子さんはじめプロの歌手を軸に実施。原ストーリーに脚本を書き足し、さんさん歌劇団はじめ常連の小グループや卒園生や子どもたちも参加した楽しい音楽劇を創り上げ、250人の観客を集め好評を得た。12月〜3月には「子どももおとなもみんなでつくる音楽ワークショップ」(子どもゆめ基金助成)を実施、発表会で「たけちゃんの世界一周」を披露。

2017(平成29)年度

 田んぼ耕作は、田植え期の水不足、荒天の夏に悩まされたが、秋には玄米63㌔を収穫、その糯米を使った正月の餅つき大会は40人を越える参加者で賑わった。田んぼに来る子どもが少なくなった代わりに日野市の福祉グループ「やまぼうし」や帝京大学の学生(倉品学級)が田んぼ活動を応援してくれた。合歓の里の畑の耕作が本格化し、ジャガイモ、里芋を収穫し、一部を「会員サービス」として全会員に届けた。音楽活動は以前の「持ち寄り音楽会」に戻し、11月に南大沢文化会館の交流ホールで行った。常連に加えて「東京よされ会」の八丈太鼓が参加した。音楽ワークショップはゆめ基金の助成を得たものの、参加者不足で返上せざるを得なかった。

2018(平成30)年度

 田んぼ耕作に東京都大田区の「森の学校」から多くの参加者を得て、久しぶりに子どもの歓声が響くにぎやかな田植えや稲刈り風景が見られた。ゆめ基金助成には落選したが、真如苑の助成を得て「里山アート体験」に取り組み、8月の案山子アート、11月の「縄文のビーナス」をヒントに自由な陶芸作品を作るワークショップ、3月には合歓の里の広場にダンボールを素材に「お城」を作るイベントを実施した。音楽活動は会員中心の持ち寄り音楽会「さんさんフェス2018」を9月に南大沢の交流ホールで実施、ビアガーデン風にした演出が人気を集めた。『ナチュール』は99号に達した。

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