Nature ナチュール NPOさんさんくらぶ事務局便り

Vol.101
2019年8月20日
発行:NPOさんさんくらぶ事務局
会員数:正会員38人 賛助会員募集中

子どもも大人も遊びもまちだ展2019報告

さんさん定番 じゃがバタ大好評

 7月14日、梅雨空の中、町田市青少年施設ひなた村で開催された「第18回子どもも大人も遊びもまちだ展」に、今年も参加してきました。

 例年、天候に恵まれているまちだ展ですが、今年はあいにくの雨予報、雨天用プログラムでの開催と言うことで、一抹の不安を抱えつつさんさん亭を出発しました。

ここ数年の定位置、縄文広場にある第二炊事場に拠点を置き、これまた定番の“じゃがバター”づくりまではいつも通りですが、販売場所が100mほど離れたカリヨン館の軒下とのことで、暴風雨の中、ホクホクの“じゃがバター”をぬかるむ坂道を運ぶ覚悟のもと、準備スタートとなりました。

この悪条件に対して、さんさんチームは、そのだ先生を筆頭に、五太子おやじ、土橋さん、倉島さん、斎藤夫婦という、まちだ展での“じゃがバター”づくりを熟知した最強チームが結集し、まるでフォーメーションでもある様に、準備作業から、芋ゆで、看板代りのポスターづくり迄、アッという間に終了。

日頃のおこないが良いせいか、さんさんパワーのおかげか、ゆで終わる頃には雨の心配もなくなり、若干足元が悪い中を運ぶ苦労はありましたが、カリヨン館玄関横の好立地にも恵まれ、予定個数をしっかり上回る販売をすることができました。バター品薄の昨今ですが、さんさん“じゃがバター”はバター多め、むしろ若干持て余し気味の大判振舞い大サービス!来年は皆さん是非、一緒に参加しませんか?

(斉藤 彰)


倉さんの多摩手箱

さんさんに咲く優曇華(ウドンゲ)の花〜100号記念号に寄せて

 渾身の「ナチュール」100号記念号拝読しました。子育てを共有した仲間は人生の財産です。子どもも大人も「人生で必要なことを幼稚園の砂場で学ぶ」と言われています。さんさんの子育て仲間は、さんさんの里山を庭として全てを学んでいるとお見受け致します。

 小生は今、保育所に勤めておりますが、日々感じていることです。昔の仲間の保育者とは話がツーカーなのです。その共有の無い人への説明には疲れます。言葉は要らない体験の共有。これが今の世の中、かちとるにむづかしく、はぐくむにはなおむづかしいことになりました。さんさんの体験は、千年に一度しか開かないという優曇華(ウドンゲ)の花のように、まことに稀有の体験であります。さんさん老若男女たちは、遇うこと難き優曇華の奇蹟的衆生空間を作り出していると思います。

(倉品 康夫)


ねむの里の田んぼから

合歓の里でカカシづくりと里山キャンプ 8月24日〜25日

 合歓の里の田んぼでは、長い長い梅雨と梅雨明け後の猛暑に耐え、先日の台風にもめげずに、元気な稲が育っています。その稲を守るカカシをみんなで作ります。24日(土)の10時にお弁当を持って田んぼに集合です。不要になった洋服や布切れがゆかいなカカシさんに変身します。右の写真は昨年のカカシたちです。今年はどんなユニークなカカシさんが生まれるでしょうか。

 その後、そのまま田んぼで一晩過ごしてみようというメンバーは、自 然観察や草取りに取り組み、ドラム缶で沸かしたお風呂に入ります。それからはご飯焚きのコンクール、おかずは特製カレーです。星空観察や肝試しの後は草原に蚊帳を吊ってキャンパスベッドで休みます。

参加希望の方はおひげまで。 s.sonoda@nifty.com

予告! 縄文の世界を探る造形ワークショップ

 日本の縄文時代は世界的に見てもユニークな土器文化が栄えた時代です。各地の縄文遺跡からは「縄文のビーナス」や「縄文の女神」という愛称で有名になったものを含めて、さまざまな土偶が出土しています。

 さんさんくらぶは昨年、こうした土偶をヒントに「縄文アーティスト」を目指したワークショップを行いました。子どもも大人も一緒に夢中になって土を捏ね、右の写真のような作品ができました。

 今年は「子どもゆめ基金」の助成をいただいて、昨年以上の取り組みが出来そうです。ふるって挑戦してください。

■11月10日(日)10時~4時 縄文アートを知って土偶作りに挑戦

■12月8 日(日)10時~1時 焼きあがった作品を観ながら鑑賞会・縄文パーティ(変更の可能性もあります)

指導:陶芸家の田宮義寛さん以後、詳細のご案内はさんさんくらぶホームページで!


さんさんフェス2019開催

さんさんくらぶ秋の恒例行事「さんさんフェス」は、このスタイルでの開催が3年目になりました。今年は秋の始めと終わりの2回開催です。
まずは、直近の『早秋の部』のご案内。

9月7日(土)の午後1時から南大沢の南大沢文化会館交流ホールで開催します。

バンド演奏、お琴、フラダンスなどなどバラエティー豊かな音楽会&トークをゆる〜く・楽しく進行します。当日の飛び入り参加も大歓迎です。まだ残暑が厳しいかもしれません。お茶を飲みながら、お菓子をつまみながら、昼ですがビールなどのお酒もちょっと。

みんなでわいわいと楽しみましょう。ぜひ、お誘い合わせのうえ、お気軽にご来場ください。ちょっとだけ覗いてみるのも歓迎です。

ちなみに、『晩秋の部』は11月23日(土・祝日)午後6時からです。詳細は改めてご案内します。


▲このページの先頭へ